導入事例
CASE STUDY

かねこ眼科

院長金子博行先生

第三者継承と新規開業で
東京、高知、愛媛の3クリニックに
CLIPLA Eye導入

地元東京で、第三者継承により紙カルテのまま開院

 2016年、京王線の下高井戸駅から徒歩1分の駅前商店街に「かねこ眼科」を開院いたしました。
この場所で眼科を開業されていらした白浜先生がご高齢のため閉院をご検討されており、第三者継承として、クリニックを引き継ぐことになりました。実は、この地は私自身が生まれ育った場所でもあり、幼いころから慣れ親しんだ地元で、地域医療に貢献したいという思いから開業を決意いたしました。眼瞼疾患や斜視といった眼科の中で専門としている先生が少ない領域が得意分野ですが、お子さんからお年寄りまで、親身な対応を心がけておりますので、お気軽にご来院いただければと思います。

学会の展示会場でCLIPLA Eyeと出会いました

 ある時友達から「学会の展示会場でクラウドの眼科専用電子カルテができたらしい」というのを耳にして、半信半疑で展示会場を覗いてみたのが、CLIPLA Eyeと出会うきっかけです。当時は、まさか自分が利用することになるとは思ってもおりませんで、興味本意で、一体どこの会社が眼科専用クラウド電子カルテを出しているんだろう、という気持ちで覗きに行きました(笑)。その後も学会の度に、展示ブースには顔を出していました。

CLIPLA Eyeに決めた3つの理由

 開院当初は、白浜先生から引き継いだのが紙カルテということもあり、私も紙カルテを使用して診療を行っておりました。しかし、紙カルテであふれかえるカルテ庫を見る度、電子カルテへの切り替えを本腰を入れて検討しなくてはいけない、という思いを強くしていました。そして、2020年1月に「かねこ眼科」でCLIPLA Eyeを導入しました。大学病院時代、電子カルテの導入に携わった際にオンプレの電子カルテの価格帯も操作性も色々と検討したので、その知識はありました。最終的な電子カルテの選定理由は、まず、クラウド電子カルテであること。これは、クリニックのスペースに限りがあるため、カルテ庫やサーバー設置に悩まされることなく、クリニックのスペースを有効活用したいとの思いからでした。また、当時はApple信者だったので、Macが使用できること、という熱い思いもありました。そして最後は、スタッフがタブレットを利用して、気軽にみんながアクセスできること。これは大学病院では設置されているPCをみんなで奪い合っていたので、誰でも気軽にいつでもアクセスが可能にしたい、と考えていたからでした。そしてこの3つの条件を可能にしてくれるのが、CLIPLA Eyeだったのです。

電子カルテへの移行はある日、ある瞬間から

 大学病院では、紙カルテから電子カルテへの移行期はピックアップスキャンをして、それを参照する、という方式でやっていたので、「かねこ眼科」でも当初はその方法を検討しました。しかしながら、引き継いだ紙カルテは、写真や検査データがそのまま両面に糊付けされているため、スキャンをすること自体が難しく、また既に開業していたので、スキャンのためだけに人員を割くことも厳しい状態でした。そこでスキャンは断念し、ある日、ある瞬間からすべてを電子カルテのみを使用することにし、これまでの紙カルテは全て参照用にしました。幸いなことに、CLIPLA Eyeが直感的に操作できる電子カルテだったこともあり、導入時のスタッフの戸惑いも思ったより少なかったように感じました。

四国に2クリニック。CLIPLA Eyeを新規開業導入

 CLIPLA Eyeの一番の利点は、フォーマットを作成するのがとても楽な点です。パターン化しやすいコンタクトレンズ診療との相性が良さそうと考えて、地方都市のモール内クリニックへの展開を実施しました。2020年8月、高知県高知市に「とさみずき眼科」を、2021年5月、愛媛県伊予郡松前町に「さくらひめ眼科」を開院し、いずれも新規導入でCLIPLA Eyeを導入しました。既存のクリニックで利用していたフォーマットを新規開業の2クリニックに転用できたことや、スタッフトレーニングを既に導入済みのクリニックメンバーでできたことで、2つのクリニックの立ち上げはとてもスムーズに行うことができました。診察に携わる先生方もCLIPLA Eyeは初めてで、当初は慣れが必要でしたが、直感的に操作できるので、大きな流れは問題なく回すことができました。電子カルテの使用が初めての先生は、セットを活用したり、シュライバーさんに付いていただくなどの工夫で、徐々に慣れていただきました。当初は想定していない使い方でしたが、CLIPLA Eyeはクラウドの電子カルテのため、遠隔地にいてもカルテをいつでも確認できるので、他の先生方とのやり取りで大変助かる場面がありました。一方で、どこでもカルテにアクセスできるため、お休みの日も追いかけられてしまうことがあるのは予期せぬ事態でしたね(苦笑)。

CLIPLA Eyeをオススメする理由

 導入の価格が安いのは圧倒的なメリットです。5年ごとのサーバーの取り替えも不要で、そのためのスペースも必要ありません。また、PCが自由に選べるのもとても嬉しいですね。当初こだわったMac熱はその後冷めてしまい、現在PCは全てWindowsなのですが、iPadは各施設4台ずつ入れています。そして操作が直感的にわかるのも助かります。開業される先生方で、電子カルテを既に触れたことがある先生方は基本的な操作は全く問題ないと思います。それから設定が好きにカスタマイズできたり、工夫次第で色々対応できるので助かります。あとマニアックな話ですが、院内ネットワーク構築が比較的作りやすいのもいいですね。

とさみずき眼科
さくらひめ眼科
眼科向けクラウド 電子カルテ「CLIPLA Eye」導入施設見学会

事例
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