CASE STUDY
導入事例

中目黒眼科

院長杉本由佳先生

パソコンに苦手意識をお持ちの方にこそおすすめです。
私も使いこなしています。

電子カルテ導入を一時は断念

 父の代から中目黒駅前にあるビルで医院を営んでいます。父から医院を引き継ぎ眼科として開業しました。以来約20年間、紙カルテを使用してきました。そのビルを4年前に現在の姿に建て替えました。その際に初めて電子カルテの導入を検討しました。
 限られたカルテ庫のスペースに対して膨大な量の紙カルテ。収納できる紙カルテにもいつか限界が来てしまいます。この問題を解決するには、電子カルテの導入が最良です。しかし、電子カルテを導入するためには解決しなければいけない課題が、2つありました。
 1つは、ネットワーク構築工事です。LAN接続を含めた大掛かりな工事にかかる費用はもちろんのこと、その所要日数も懸念されました。眼科は検査機器が非常に多く、それらをLAN接続するための工事が容易ではありません。その費用だけでも400〜500万円近くかかるのでは、というお話も耳にしました。当院は階をまたいで機器を繋げる必要があり、大規模な工事が予想されました。
 もう1つは、患者さんとのコミュニケーションが疎かになるのではという点です。私は「患者さんと面と向かって丁寧な診療を行う」姿勢を大切にしております。しかし、不慣れなパソコンを用いての診察は、その操作に手一杯になってしまう可能性があります。
 結局この時は、2つの課題を解決する製品と出会えなかったことに加え、自身の年齢も考慮し、電子カルテ導入には至りませんでした。「私の代は最後まで紙カルテを利用しよう」と意思を固めつつありましたが、紙カルテが6万冊を超える頃に、状況が変わります。いよいよ紙カルテがカルテ庫の外まで溢れてきてしまったのです。これを機に、改めて電子カルテを検討し始めました。

CLIPLA Eyeと出会い不安がたちまち解消

 まず、2社の電子カルテのお話を聞きました。ですが、いずれも前述の課題を解決できるものではありませんでした。また、膨大な量の過去カルテのスキャンにかかる手間も気がかりでした。スキャン代行業者もありますが、費用がとても高額で、現実的ではありません。
 大手の電子カルテも検討しましたが、こちらは導入費が1,000万円以上にもなります。ネットワーク構築工事費も合わせると、多額の費用が発生します。
 「やはり紙カルテを使い続けようか」と諦めかけていたその時、懇意にしている井手先生に紹介していただいたのがCLIPLA Eyeでした。まず、費用が安価であることに驚きました。また、井手先生のクリニックに伺い、実際に使用している様子を見せていただきました。操作が明確で分かりやすく「これなら私にも使えそう」と感じました。過去カルテのスキャンについても、素早く進められる方法をアドバイスしていただきました。
 井手先生のアドバイスもあり、徐々に不安は解消されていきました。また、懸念点の残りの1つであったネットワーク構築工事費については、年中無休の医院を休業させず、且つ安価に請負っていただける業者との出会いがあり、こちらも無事に解決できました。そして、CLIPLA Eyeの導入決定に至りました。

簡単に使える理由は、オリジナルのカスタマイズ

 CLIPLA Eyeが便利とはいえ、私はパソコンが得意ではありません。傷病名や薬剤名をキーボードで打ち込むのは、時間がかかり本末転倒です。そこで、CLIPLA Eyeをより使いやすくするため、ボタンをクリックするだけで、カルテの大部分を入力できるようにカスタマイズしました。たとえば、よく使う傷病名や検査項目のリスト作成、傷病名と薬剤名を組み合わせたセットの作成などです。
 オリジナルカスタマイズをしたCLIPLA Eyeは、まるでスマートフォンのように簡単に使用することができました。たとえば「緑内障の検査をしたい」と考えた時、私がするのは、予め登録しておいた検査項目のリストから、「緑内障検査」というボタンをクリックすることだけ。これで、必要な検査項目が全てカルテに入力されます。とても素早く、正確です。このカスタマイズを行って特に嬉しかったことが、処方指示が簡単になったことでした。紙カルテの頃は、薬剤名をその都度手書きしたり、ハンコを作ったりして対応していました。今は「処方」の項目で傷病名をクリックすると、必要な処方が一気にカルテに入力されるようになっています。CLIPLA Eyeは、自分にとって使いやすくカスタマイズできるので、パソコンに苦手意識がある方にこそおすすめの電子カルテだと思っています。

カルテ作成時間に加えて、患者さんの待ち時間も短縮

 CLIPLA Eye導入による大きい変化の1つが、カルテ作成時間の短縮でした。紙カルテの頃は、1日約50〜60人の患者さんのカルテを全て私が手書きしていました。また、私はシェーマも丁寧に描きたい性分。どうしてもカルテに費やす時間が長くなってしまいました。これが、CLIPLA Eyeの導入で大幅に改善されました。
 また、CLIPLA Eye導入に伴いシュライバーさんを採用したので、カルテ入力を手分けできるようになりました。私が記録する項目は、傷病名、シェーマ、処方、次回指示といった主要箇所に絞り、シュライバーさんには、その他の記録をお願いしています。
 私がカルテ作成にかける時間が短くなったことで、患者さんをお待たせすることも少なくなりました。私の担当箇所の入力が済めば、もう次の患者さんを診察室にお呼びすることができます。前の患者さんのカルテや処方指示についても、すぐに各担当へデータが送信されるので、診療がとてもスピーディになりました。
 CLIPLA Eyeは操作が簡単でしたので、懸念していた患者さんとのコミュニケーションについても、影響はありませんでした。それどころか、より良い診療をご提供できるようになりました。たとえば、患者さんにOCT画像等をお見せする際、電子カルテなら、血管や黄斑の細部も拡大してご覧いただくことができます。患者さんにとっては、画像が見やすく、医師からの説明も伝わりやすくなりました。また、OCT、視野、眼底写真のデータが、直接RS_Baseに送信されてくる点も、とても助かっています。以前の写真や数値との比較を行いやすくなりました。

スタッフの残業時間が半分以下に!

 スタッフの負担が軽減されたのも良かった点です。紙カルテの頃は、受付で保険証をコピーしたり、カルテを探したり、写真をプリントしてカルテに切り貼りしたり……といった作業一つひとつに、とても時間がかかっていました。さらに、毎日の診察終了後に、処方に誤りがなかったかトリプルチェックも行っていました。これら全てが、CLIPLA Eyeにした今では存在しません。会計や処方箋については、私が入力した内容がそのまま送信されるので、転記ミスの心配も無くなりました。
 この結果、スタッフの残業時間は半分以下にまで削減できました。今までは1人あたり毎月約30時間の残業をしていました。
 電子カルテ導入のきっかけであった、膨大な紙カルテについても、順調に状況が改善しています。スキャンは、スタッフと私で前日に来院した患者さんのカルテを毎日50〜60枚ずつ、こつこつ進めています。スキャンを始めた当初は途方もない作業に感じましたが、3か月経つ頃には、カルテ庫に空きスペースが戻ってきました。スキャナの動きは想像していたよりも速く、カルテをめくる手が追いつかないほどです。思いのほか短時間でスキャンできて助かっています。

過去の紙カルテをスキャンする様子
過去の紙カルテをスキャンする様子。連続撮影に適したスタンドスキャナを利用している。

紙カルテから移行して、良いことばかりでした

 パソコンの苦手な私でしたが、紙カルテの頃と変わらず、丁寧な診察を継続できています。スタッフ全員の負担も大きく軽減できた上に、処方や会計の正確さは増し、患者さんにもメリットがあり、カルテを物理的に減らすこともでき……と、私にとっては良いことばかりでした。大変満足しています。
 導入を躊躇されている先生は、お近くのCLIPLA Eyeを利用しているクリニックを見学されてみてはいかがでしょうか。実際に利用している現場をご覧になると印象が変わるはずです。最初の一歩を踏み出してCLIPLA Eyeを導入すれば、きっと1か月と経たないうちに、思いのまま使うことができるはずです。紙カルテからの移行を考えていらっしゃる先生は、ぜひ当院にもご見学にお越しください。


CASE STUDY
事例

導入事例をもっと見る