導入事例
CASE STUDY

巣鴨千石皮ふ科

院長小西 真絢先生

オーナー 小西 裕介 さま

CLIPLAはクラウドの良さを全て持っている

今回は、医師の奥様が院長、MBAをお持ちのご主人がオーナーのご夫婦二人三脚で経営されている巣鴨千石皮ふ科を訪れました。

生まれ育った地域で地元に貢献を

院長:私は千石で生まれ育ちました。これまで私を育ててくれた巣鴨・千石エリアへの皆さまへの恩返しとして、この地域の医療へ貢献したいと考え、2017年5月にJR巣鴨駅と都営三田線千石駅の近くに開院しました。私はかかりつけ医として診察するうえで生活圏の情報は欠かせない要素だと感じており、今も2人の娘の子育てをしながら、両親、90歳を超える祖母とこのエリアで生活し、日々各世代のお肌の悩みに接しています。地域の皆さまのホームドクターとして、患者さんが来院しやすく、家族に聞くように気軽にご相談いただけるクリニックを目指しています。

CLIPLAはシンプルで使いやすいクラウド電子カルテ

オーナー:CLIPLAを導入した理由は、「クラウド」という点がすごく大きかったですね。その中でもCLIPLAは特に機能やデザインも含めてすごく今風だなと思っていました。電子カルテを検討した際にクラウド以外も含めて他社の製品も見てみましたが、作りが小さい、見づらいものが多く、実際使うとなるとこれはミスをするなという印象でした。機能・デザインを比較するとCLIPLAはシンプルで使いやすいです。iPadでも使えますし、写真をアップロードするのにスマホを使うこともできる。他社の電子カルテでは画像をスマホで撮影するという機能はあまりなかったですね。

院長:私としては薬剤の入力がしやすい機能があるものが良いなと思っていました。ただ古くなったら買い換えないといけないですし、そこまで高機能な電子カルテを使うかなというと疑問はありました。

オーナー:そうそう、皆さんあまり検討なさらないのですが、院内設置型の電子カルテは買い替えの費用が大きいですね。それに閉鎖的なシステムで、将来の拡張性がない。なのでクラウドであれば、製品によっての良し悪しはあっても将来的に絶対に間違いないと考えました。導入するまではすごく怖いという気持ちはありましたが(笑)。

院長:たしかにクラウドなら外出先や家からでも入力できて便利ですよね。患者さんの診療内容について院外でふと思い付いたことがあっても、院内設置型の電子カルテの場合はクリニックに来ないと入力できないですし、紙にメモを書いておいて後から電子カルテに書き移すというのは無駄な作業になってしまいますので。

オーナー:また利用料が有料というのが安心ですね。無料の電子カルテも検討しましたが、クリニックにとって一番大事なシステムじゃないですか。もし何か問題が起こった際に保証もされずシステムが止まってしまうと困る。料金を支払っているということが、万が一の時の保険となりますね。有料のクラウド電子カルテの中で、CLIPLAは比較的安いところが嬉しいです。

必要に応じてPCを購入しても追加費用はなし

オーナー:受付ではCLIPLA用のPCとORCA用のPCの計2台を使用しています。診察室ではシュライバー(注:医療クラーク)がCLIPLAを入力するためのPC1台と、医師がCLIPLAを閲覧するための大きいタブレットを使用しています。PCはすべてWindowsです。他に予備のPCが1台あります。これは後から追加したのですが、以前にマシントラブルが起こったことがあったため、対策として1台追加で用意しました。全部で5台ですね。
開業前にはPCが何台必要になるか予測がつかないため、CLIPLAなら最小構成で始められて必要に応じて追加できる柔軟性があり、本当にありがたいです。足りないのは困りますが、余るのも無駄なものを買った気がして嫌なものです。資金に余裕のない開業時に余分な料金を払うリスクが少ないのは魅力ですね。

CLIPLAなら同時操作が可能

オーナー:他社の電子カルテではスタッフの誰かがカルテを開いていると、他のPCで同じ患者さんのカルテを開くことも書き換えることもできないですが、CLIPLAは複数台で同時に操作できるので助かっています。
またCLIPLAは更新費用がかからないというのが助かります。他社の電子カルテでも見やすくて使いやすそうだなと思ったものがありましたが、初期費用が500~600万、更新費用でも400~500万円かかってしまいますね。

スタッフみんなで情報共有がラクに

院長:私は診察中はiPadからCLIPLAを閲覧しています。当院では医師がカルテを入力せず、隣の席にシュライバーを配置して、シュライバーが医師の話す内容をPCからCLIPLAに入力する体制をとっています。

オーナー:患者さんに対してインフォームドコンセントがあって、その先にはインフォームドチョイスがあるべきなので、医師は患者さんと向き合ってお話をしなければならないと考えています。そうなると必然的に医師以外のスタッフがカルテを入力しなければならない。逆にスタッフだけでCLIPLAを入力できるようにしておけば、代診の先生も診察しやすくなりますね。
また当院では紙の問診票をスキャンしてCLIPLAに取り込んでいます。そうするとスタッフみんなで問診票を見られるようになります。

院長:他にCLIPLAの利点としては、院内にいても受付スタッフへの伝達事項をカルテに書き込むことができることです。院内を行き来しなくて済むのでそういうところが便利だなと感じます。

使ってみれば、その良さがすぐにわかるCLIPLA

院長:医師としては閲覧中心になりますが、その点断然使いやすいですね。クラウドだから安全性も高いし必ずバックアップも取られているわけですから。機能アップデートも自動で行われますし、CLIPLAはクラウドの良さを全て持っています。先日も、ふと気がついたらシェーマの機能がバージョンアップされていて驚きました。毎月のように機能が追加されていくのを楽しみにしています。

オーナー:クラウド電子カルテの導入を躊躇される先生の多くは、まだ導入実績が少ない点を最も気にされているんだと思います。CLIPLAをはじめクラウド電子カルテを見たことがない先生がほとんどだと思います。ただ使ってみればすぐにわかりますが、私としては絶対にCLIPLAをお勧めできます。

大病院の電子カルテではできない院外からの写真アップ

CLIPLAの良いところは、クラウドならではのメリットということで、院外からアクセスできるというのは助かっています。往診のときも、その場で写真を撮ってCLIPLAにアップロードしています。例えば、クリニックに連れてくると落ち着かない子供の患者さんがいるんですけど、往診に行った際、その子が車に乗って落ち着いているタイミングでその場で写真を撮っています。他にも重度身体障害者の患者さんの往診に行った際に色々な状況を写真に撮っておいたり、車椅子のチェックの際はその画像を撮っておいたりすると、後々イメージが湧きやすいですね。このようなことは大病院の電子カルテではできないですよね。
昨年末に、患者さんが出された処方箋を無くしてしまい処方箋を再発行してほしいという連絡がありました。患者さんの薬がもう切れてしまって、私は当時東京を離れていて困ったなと思っていたのですが、たまたま出先のホテルにプリンター付きのパソコンがあったので、持参していたMacBookで処方箋のPDFを出力し、それを自分のメールに送ってホテルのプリンター付きのパソコンで印刷して、FAXで患者さんに処方箋を送ることができました。こんな使い方ができるのもクラウドならではですね。

事例
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