導入事例
CASE STUDY

はしもとクリニック経堂

理事長 橋本 圭司先生

往診のときも院外からアクセスできて、
その場で写真をアップできるから助かっている

初期費用が安く、直感的に操作できる

電子カルテを選ぶ上で重視したことは、初期費用が安かったという点が一番大きかったです。また、マニュアルがなくても操作方法が直感的に分かるということも重要でした。従来の電子カルテは使用方法のマニュアルを読む必要があり、その都度面倒に感じていました。医療スタッフは特にパソコンやITに対する苦手意識の強い方が多く、パソコンを使うということだけでも苦手な方はストレスが溜まりますから。これだけ電子カルテが普及しているから使いやすいものがあるだろうと探してみたら、これが意外とありませんでした。

CLIPLAはMacのような使用感

CLIPLAはパッと直感的に使える点がいいですね。Macの使用感に近いです。非常にシンプルに、マニュアルが無くても使える点が一番大きいですね。大病院に勤務していた頃、院内サーバー型の電子カルテの乗り換えを経験したのですが、本当に大変でした。あまり融通が利かない点と、コストが非常に高い点を考えて、私自身が電子カルテを導入する際は、なるべくシンプルに低コストなものにしようと考えていました。また、クリニカル・プラットフォーム社とは顔が見える関係で導入を始められたことが大きかったですね。このクリニックは元々患者さんやスタッフ、外部の方ともそういった関係を目指していたので。

診察室はPC1台、タブレット2台

診察室にはMacBook1台と画像撮影用のiPadがあります。他に認知機能を測る心理検査用のWindowsタブレットが1台。あとPDFに取り込むためのスキャナーがあります。受付にはORCAが入っているWindowsのパソコンが1台だけですね。そのパソコンでもCLIPLAを使っています。プリンターは通常のものが1台、スキャナー兼プリンター複合機1台、体組成計専用のプリンターが1台あります。

診察室ではMacBookとiPadでCLIPLAを使用。iPadでの画像アップロードがとても便利とのこと。
受付では1台のPCでCLIPLAとORCAを使用しているので、物が少なくスッキリ。

大病院の電子カルテではできない院外からの写真アップ

CLIPLAの良いところは、クラウドならではのメリットということで、院外からアクセスできるというのは助かっています。往診のときも、その場で写真を撮ってCLIPLAにアップロードしています。例えば、クリニックに連れてくると落ち着かない子供の患者さんがいるんですけど、往診に行った際、その子が車に乗って落ち着いているタイミングでその場で写真を撮っています。他にも重度身体障害者の患者さんの往診に行った際に色々な状況を写真に撮っておいたり、車椅子のチェックの際はその画像を撮っておいたりすると、後々イメージが湧きやすいですね。このようなことは大病院の電子カルテではできないですよね。
昨年末に、患者さんが出された処方箋を無くしてしまい処方箋を再発行してほしいという連絡がありました。患者さんの薬がもう切れてしまって、私は当時東京を離れていて困ったなと思っていたのですが、たまたま出先のホテルにプリンター付きのパソコンがあったので、持参していたMacBookで処方箋のPDFを出力し、それを自分のメールに送ってホテルのプリンター付きのパソコンで印刷して、FAXで患者さんに処方箋を送ることができました。こんな使い方ができるのもクラウドならではですね。

スマートフォンで撮影した画像を電子カルテにアップロードできる。

画像や書類をアップしてペーパーレス化を推進

普段はタブレットでの画像撮影とアップロードを頻繁に利用しています。患者さんがMRIやCTの画像を持参されたとき、それを置いてタブレットで撮影し、そのタブレットからCLIPLAにログインして、カルテを開いて画像をアップロードします。
検査の結果も、紙媒体は処分できるように全部PDF化しています。どこの病院も抱えているジレンマですが、後で処分するとなると大変なコストがかかるんですね。新患に来た患者さんの書類に関してはその日のうちにスキャンして、どんどんペーパーレス化しています。スキャンしたPDFは、CLIPLAの患者サマリーか、あるいは検査したその日のカルテの診療行為セクションに貼っています。

医者がファイルの安全性を気にすることなく、診療に集中できる

CLIPLAはクラウドなので、パソコンそのものにファイルを保存することが無く、USBメモリ等を介してファイルが流出したりせず、クラウドの中で全てのファイルの保存・破棄が完結できる。医者がファイルの安全管理を気にする必要が無い、ということが大きなメリットですね。 インターネットにさえ繋がれば、あとはパソコンがあればなんとかなりますし、インターネット環境も無線LANがダメだったら有線に、有線がダメだったら携帯のテザリングにしてしまえばいい。そういうオプションを残されているということ、パソコンも数台あれば、どれかが駄目になってもどれかで大丈夫、そういう選択肢があるということは何気なくやっていますが、実は今までなかったですよね。
あと、CLIPLAはしっかりしたサポート体制があるから、そういう電子カルテを使っている、という態度を患者さんにも示すことができる。個人情報流出問題などで医療業界全体の信頼が問われるような世の中だから、クリニックがどのような信頼できるサービスを利用しているかを患者さんも見ていると思うのです。

事例
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