株式会社クリプラ（本社：東京都新宿区、代表取締役：鐘江康一郎、以下クリプラ）が提供する、診療所向けクラウド電子カルテ『CLIPLA（クリプラ）』シリーズは、日本光電が提供する医療分野向けクラウドサービス『PrimePartner（プライムパートナー）』との連携を3月17日から開始することをお知らせいたします。

■各種検査データをクラウドで一元管理

従来のシステムでは生理検査データ、画像検査データ、検体検査データそれぞれが、同じ患者さんであっても、別々のシステムで保存されていました。そのため、診療時に必要なデータはそれぞれのシステムを開いて、参照する手間が発生していました。また、開院からしばらくして診療の幅が広がり、検査の数や患者さんの数が増えてくると、オンプレミスのサーバーには保存容量に関する課題や、サーバーを管理する場所や知識といった課題も発生していました。それらの検査データやサーバーの課題を解決するために、日本光電が開発した医療分野向けクラウドサービスが『PrimePartner』です。『PrimePartner』は各種検査データの一元管理を可能にし、より効率的に診療を行うことを可能にしました。
今回、『CLIPLA』が『PrimePartner』と連携することにより、医師は『CLIPLA』のカルテ画面からワンクリックで『PrimePartner』の同一患者さんの様々な検査データ画面を開いて、手軽に時系列のデータを参照できます。これにより、複数のデータ検索や過去のデータ検索に無駄な時間を消費することなく、診療に注力することが可能です。また、往診や訪問診療時でも、院内と同じように検査データを参照できるため、在宅患者さんへより詳しい検査結果や経過説明ができ、患者さんの納得感や安心感の向上に貢献することができます。

クリプラは経営理念として掲げる「Making a difference in Healthcare」を実現するために、これからもITの活用を通して 医療・ヘルスケアに関わるすべての人の助けとなるため、医療・ヘルスケアの世界でdifferenceを生み出し続けます。

※『PrimePartner』との連携には、クラウド電子カルテ『CLIPLA』シリーズの利用環境として【Google Chrome※最新版が動作するWindowsのパソコン】が必要となります。なお、クラウド型レセコン『CLIPLA Rece』との連携を行うことはできません。

＜『PrimePartner』について＞

日本光電が提供する『PrimePartner』は、検査データをクラウドサーバーに保存し、院内および院外から参照できるサービスです。数値データ、波形データ、画像データなど種類の異なる検査データを患者さんごとにまとめて表示します。往診や訪問診療時に院外から検査データを参照できるため、在宅患者さんやご家族に検査データを見せながら説明することができます。また、紹介、逆紹介時に放射線などの画像データをCDなどのメディアで交換し、他院との診療連携を可能にします。クラウドサービスのため、院内へのサーバー設置は不要で初期導入費用を削減することが可能です。一般内科のみならず、小児科や婦人科、皮膚科など幅広い診療科でサービスを提供しています。

＜『CLIPLA』シリーズについて＞

クリプラが提供する、医療者の業務効率を高めるクラウド電子カルテ『CLIPLA（クリプラ）』シリーズは、クリニック内にサーバーの設置が不要で、インターネットに接続していれば場所を問わず使えます。院内での診察はもちろん、訪問診療でも活用できます。また、クリニック内にサーバーを設置するタイプの電子カルテに比べて初期費用を大幅に削減できるほか、定期的な買換えも発生しません。業界初^※眼科向けクラウド電子カルテ『CLIPLA Eye（クリプラアイ）』や業界初^※産婦人科向けクラウド電子カルテ『CLIPLA Luna（クリプラルナ）』、複数診療科向けクラウド電子カルテ『CLIPLA Plus（クリプラプラス）』など、各診療科に最適な電子カルテを提供しています。

※Google ChromeはGoogle LLC.の登録商標です。
※Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Windowsの正式名称はMicrosoft Windows Operating Systemです。
※国内眼科業界において、2017年7月現在、当社調べ。
※国内産婦人科業界において、2019年3月現在、当社調べ。

【報道関係の方からのお問合せ先】

株式会社クリプラ 広報
TEL：03-5333-6705
お問合せメールフォーム：https://clipla.jp/contact/