近年、Health Tech(ヘルステック)という言葉が話題になっている通り、医療分野へのIT技術の応用はまだまだ進む可能性を秘めています。実際、コンシューマ分野で広く使われている技術を用いることで、医師や患者の負担を下げ、より効果的な医療につなげられることは、想像に難くありません。
しかし、同時に「では、なぜそれらが実現されていないのか?」ということについても考える必要があります。実現されていない理由は様々ありますが、大きな要因としては、医療分野には様々な法律やルールが複雑に絡み合っており、同時に関連する範囲も広いということが上げられます。
こういった分野に対しては、B2C向けのウェブサービスに良くあるような、「単純明快なアイデアをベースにシンプルなサービスを実装する」というアプローチは取りづらいのが実情です。新しく適用可能な技術と、未来を見据えたコンセプトを実現するには、エンジニアからみれば“面倒なこと”が山積みになっているといえるでしょう。
しかしながら、そういった “面倒なこと” をひとつひとつ丁寧に片付けていかなければ、高品質・低コストの医療を実現できないことも確かです。そのためには、10年後、20年後にどういった医療サービスが当たり前となっていて欲しいかを常に見据えながらも、目の前にある問題の一つずつに集中し、「医療の仕組み」を着実にサービスとして実装していくためのエンジニアが求められています。
当社ではエンジニアが開発に集中し生産性の高い状態をキープできるよう、様々な施策を実施しています。全社で実施しているリモートワークも、通勤による心身の負担を低減させると同時に、ワークライフバランスの向上を目的としています。
開発体制面では、アジャイルのプラクティスを多く取り入れており、Pivotal Trackerでストーリーを管理し、GitHub上でPull Requestを作ってレビューを受け、CI上で自動テストを走らせるという、GitHub上での一般的な開発フローを採用しています。
様々なバックボーンを持ち合わせた優秀なメンバーが集っています。また、メンバー同士お互いを尊重し合う文化が根付いており、風通しの良い組織風土です。例えばGitHubでのレビュー時など、否定的な表現は使われることなく建設的なやり取りが常におこなわれています。選考においてはコーディングテストを実施し、実力を見極めたうえでの採用をおこなっています。
出社日数は週5日勤務を基本に、社員によっては「週4日勤務」「1日6時間勤務」などを選択し、柔軟なワークスタイルを実践しています。
また、技術イベントへの参加支援(参加費や遠方開催時の交通費や宿泊費補助、参加日は業務扱い ※土日含む)など、自己研鑽しながら業務に取り組んでいただける環境を用意しています。